排ガス規制EURO5対応新型エンジン搭載グロム発表、その2
こんばんは。
まさか二日立て続けにグロムエンジンのことを書くことになるとは。
10/22(木) 11:53配信の記事になります。
グロムのエンジンは空冷2バルブの横置きシリンダーエンジンで、ボア50mm×ストローク63.1mm。
このストローク63.1mmにピンときた人は相当にマニアックだろう。
なぜかといえば、2020年9月にタイで発表された新型スーパーカブ110の新型エンジンが、同じストローク63.1mmだからだ。
いずれにしても相当なロングストローク設定であることは確かだが、それよりも同一の数値を採用していることのほうが気になる。
これはもしかしてエンジンのケースが共用されているということ? だとすれば、今後はスーパーカブ系エンジンとグロム系エンジンが同一のベースから作られることになり、さらにボアをもう少し拡大すれば無理なく排気量を大きくすることもできるのではないか……。
そんな想像をめぐらさずにはいられない、マニアックだが面白いトピックになり得る数値なのだ。
安く作りたいカブですしエンジンのケース、共用──でしょうね。
ほかにも共用する部分が多そうなエンジンになりそうな予感がします。
新型グロム&新型タイカブともに圧縮比10.0とのことなので、排ガス規制EURO5に対応すべく上げてきたのでしょうね。
ちなみに私の一つ前の角目タイカブは9.1、現行丸目カブ9.0で、現行の丸目タイカブは9.3:1と、ちょっと圧縮比が高めのようです。
圧縮比がどのような影響を与えるのか調べていたら以下のサイトにたどり着きました。
どこかで圧縮比が高いとメンテナンスが大切&低いほうがエンジンが長持ち、と。←あくまでどこかで読んだ記憶程度の話し。
■参考資料
タイ仕様の新型グロム=ボア×ストローク:50.0×63.1mm(125cc)
タイ仕様の新型カブ=ボア×ストローク:47.0×63.1mm(110cc)
日本仕様の現行カブ=ボア×ストローク:50.0×55.6mm
C125/CT125ハンタ=ボア×ストローク:52.4×57.9mm
一つ前の角目タイカブ=ボア×ストローク:53.4×55.6mm(124cc)
なんというか・・・、やるせない気持ちに。